居抜き物件は内装費がかからないため、薬局だけでなく様々な業種でも安く開業できるというメリットがあります。これに立地条件が良いとなると、早々と埋まってしまうことも想像できます。 でも、すぐに契約するのはちょっと待ってください。意外と見落としてしまいがちなのが電気やガスの容量制限、排気口、ガスが都市ガスかLPガスかといったところなど。この辺りもしっかりチェックしておかないと、予想を上回る費用がかかるということもあります。最悪の場合は契約したのにこれらの工事ができないというケースも起こりえます。 築年数が浅くてもこれらの工事をしなければならないため高額になる物件もあれば、比較的古くても工事の必要がない物件も存在します。 居抜き物件は内装だけで決めるのではなく、電気やガスといった細かい所もチェックしてから決めた方がいいのです。
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居抜き物件で薬局開業を考える
テナントなどで、前の使用者が使っていた設備や什器なども含めて貸し出される居抜き物件は、飲食店が一般的です。しかしインターネット上で注意して探すと、病院や薬局という物件も見つけることができます。薬局開業の場合には、特殊な専用のPOSシステムのレジが必要ですが、そういったものが残っていることもあり、かなり初期費用が抑えられます。また居抜き物件ですと周囲住民からも認知されていますので、スムーズに運営を開始できます。